創設者 佐々木史朗 Shiro SASAKI
1939年、大連生まれ。
TBS勤務を経て、1970年東京ビデオセンター設立。1979年日本アート・シアター・ギルド(ATG)の代表に就任、大森一樹、長崎俊一、森田芳光ら自主映画の作家たち、また井筒和幸や根岸吉太郎といった新進気鋭の若手監督たちの作品を次々とプロデュースする。
1993年オフィス・シロウズを設立。中江裕司や李相日、西川美和、沖田修一など、才能ある若い作り手を世に送り出し続ける。
2011年、故・今村昌平監督の念願であった日本映画大学を設立し、理事長に就任(2018年退任)。2017年、東京国際近代美術館フィルムセンターにより『映画プロデューサー佐々木史朗』特集が3週間にわたり上映される。
2018年、半自伝と日本映画界の変遷を綴った『時の過ぎゆくままに』を上梓。
2004年に日本アカデミー賞協会特別賞、2019年に文化庁映画賞を受賞。
2022年、83歳にて永眠。
主なATG プロデュース作品
1980年
「ヒポクラテスたち」(大森一樹作品)
1981年
「ガキ帝国」(井筒和幸作品)
「遠雷」(根岸吉太郎作品)
1982年
「転校生」(大林宣彦作品)
「九月の冗談クラブバンド」(長崎俊一作品)
「TATTOO〈刺青〉あり」(高橋伴明作品)
1983年
「家族ゲーム」(森田芳光作品)
1984年
「逆噴射家族」(石井聰亙作品)
著作
「時の過ぎゆくままに」(ワイズ出版)
60 年代・演劇の現場から、テレビ興隆期の放送現場へ、そしてATG の社長に。映画プロデューサーとして、常に新しい才能を開花させ続け、半世紀以上に渡り、日本のカルチャーシーンの変動に立会い先頭を走ってきた。今も新作企画中、映画製作会社オフィス・シロウズの佐々木史朗とは何者か?


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